理事会

OTW(変形的作品のためのNPO)はファンのためにファンによって運営されています。OTWの理事はすべて、そして委員会のスタッフやボランティアとして勤る何百人もの人々もファン活動に関わっています。

理事会

キャリー・デイトン(彼女)が初めてファンの世界を知ったのは子どもの頃の『美少女戦士セーラームーン』でしたが、『ハリー・ポッター』 でファン小説に出会うまでは、更に数年かかりました。(彼女はトランスジェンダーの権利を強く信じており、『ハリー・ポッター』の原作者が信奉する辛辣なヘイトからファン活動を切り離し遠ざけるために行われた素晴らしい活動を愛しています。)彼女の頭の中には沢山の物語のたまごたちが生まれていますが、彼女はあまりファン小説を書かず、2018年から参加しているタグ管理委員会で、タグ管理者として舞台裏で働くことを好みます。彼女は積極的にタグ管理スーパーバイザー(2019年〜)として活動しており、管理業務を手伝ったり、タグ管理者が仕事をスムーズにできるようにアイディアを出すことを楽しんでいます。日中はインターネット電話関連企業の技術部門で働いており、彼女は自部門の主要な内部トレーナーおよび技術リーダーです。彼女の本業には、書類の作成と更新、所属部署や関連部署の同僚の支援、質問への回答(チャットやメール)、新入社員のトレーニングなどが含まれます。彼女は会社では、部署間の協力を助けコミュニケーションを促進し、様々なことに博識で、そして基本的に情報の遮断はすべての人への不利益であると考えていることで知られています。あなたがもっと知りたいと思うタスクがあったら、彼女は喜んで助けになります。いつでも聞いて下さい!

アントニウス・メイリセ(代表)はオランダ出身の人物で、新しいことを学ぶことを決して止めるべきではないと強く信じています。彼は大学やその他の場で、英語・英文学、ジャーナリズム、ソフトウェアテスト法を2種類(ISTQBとTMAP Next)、PHP開発などの資格や学位を取得しています。現在彼は、Symfonyのバックエンド開発者として働いています。過去のマネジメント経験としては、所属していたミュージカル劇団(低音パート歌唱担当)での理事や、夏休み中に就職活動をする学生に対する業務の運営の経験があります。彼がファンの世界に入ったのは、『ワールドオブウォークラフト』を通してて親しくなった、長年の友人がきっかけでした。彼らは二人でファン小説やオリジナルの物語を書いて自分たちのギルドのフォーラムに投稿しました。彼の友人の一人がOTW(変形的作品のためのNPO )で翻訳を続けており、オランダ語チームに募集があると教えてくれた際、彼はそのチャンスに飛び乗って、2016 年 2 月から翻訳委員会の一員になりました。これまでに彼は、迷惑・不正行為対策委員会でもボランティアとして働きました。現在彼は、主に『ウィッチャー』で時々SS朗読をしていますが、ファンタジーとSFジャンルのほとんどを気に入っています。

レベッカ・センテンス はおおよそ15年ほどファン文化に参加しており、最初はQuizillaで『遊戯王』、『犬夜叉』、『幽遊白書』、『ドラゴンボールZ』の二人称ファン小説を読んでいました。しかし彼女の生まれて初めてのファン作品は、5歳の時に書いたエニッド・ブライトンのファン作品です。それは、このような作品をオンラインで発表したり読んだりする沢山の人が集まったコミュニティがあると、彼女には思いもよらない頃のことでした。彼女は AO3を2011年に発見し、AO3を裏方で支える組織や他の様々なプロジェクトについて学び、彼女がファン文化の歴史やファン研究について探究すること、および全てのファン作品を守る重要さを学ぶことにつながりました。彼女はOTWに参加することに積極的でしたが、2015年半ばまでは募集に応募するタイミングが掴めませんでした。大学院を修了してから、彼女はAO3文書管理のスタッフ募集についての投稿に出会いました。文字を愛する人には完璧な役職です。彼女はのちに変形的作品のための文化研究およびFanloreの委員会に居場所を定め、今は彼女の持つ時間の多くをこの素晴らしいファンコミュニティに費やしています。OTWでボランティア活動をしていない時、彼女は『マーベル』ジャンルにたびたび出没して、自分のファン小説の執筆を先延ばしにしたりしています。

E. アンナ・セゲディはファンダムという言葉の意味を知る何年も前にファンの世界と出会いました。初めて書いたファン小説(『ヒーローズオブマイトアンドマジック III』のファン小説でした)は印刷用紙に鉛筆で書いたもので、彼女が8歳の時でした。彼女が初めてオンラインのファン文化に足を踏み入れたのは、ジョナサン ストラウドの『バーティミアス』三部作を専門に扱う小さなフォーラムで、彼女が初めて複数章からなるのファン小説を投稿した場所でもありました。英語のフォーラムとファンサイトを発見したことで英語を学ぶ意欲が湧き、英語でファン小説を読んだり書いたりすることで、言語を扱うことへの愛情が高まりました。彼女は2017年に翻訳委員会の一員として OTW(変形的作品のためのNPO)に参加しました。Archive of Our Own – AO3(みんなのアーカイブ)の熱心なユーザーとして、アンナはOTWのプロジェクトが英語話者でない人たちにとってよりアクセスしやすいものとなるよう手助けすることにわくわくしています。その後、彼女は委員会のボランティアマネージャーとなり、翻訳ボランティアスタッフのタスクについての支援やトレーニングにかかわっています。アンナは、英米言語学の学士号と、翻訳・通訳の修士号を取得しています。彼女は大学の事務局で働いており、留学生の入学手続きや日々のサポートを担当しています。

アレックス・ティシャー(秘書)は、現在英国で動物救命救急センターの獣医として働いています。彼女は2000年以前からファン文化の世界におり、ここに記載できるよりも多くのジャンルを渡り歩いてきました。設立以来OTW(変形的作品のためのNPO)のメンバーであり、同じだけの期間、ボランティア活動を行ってきました。メディア作品ジャンル以外に、アレックスはスポーツという奇妙で素晴らしい世界にもどういうわけか行き着きました。これらの非常にニッチなグループはファン文化と驚くほど似ています。病気のペットの世話をしていない時、アレックスは、メディア作品を見るのとほぼ同じくらい頻繁に、模擬戦闘訓練、登山、トレイルランニングをしています。

ジェス・ホワイト は、90年代初めにおばのカーク/スポック同人誌を発見してから、ファン文化のあらゆることに夢中な消費者となりました。彼女は消費者を卒業し、まずは自分のファン小説をキラキラボールペンでノートに書いたり、それからは掲示板、個別のファンフォーラム、LiveJournal、最終的にはAO3でファン作品を創作するようになりました。ジェスは過去6年間OTWで、主に迷惑・不正行為対策委員会でボランティアとして参加してきました。彼女はまた、ユーザーサポート委員会で短期間(約2年間)働いて、現在はFanloreでポリシーと管理スタッフとしてボランティア活動を行っています。ファン文化以外の活動として、ジェスは15年間教師を務めています。

カーステン・ライト はOTW 広報委員会のメンバーで、当時の教授の勧めにより2014年に参加しました。彼女は現在OTWのFacebook、LiveJournal およびDreamwidthのアカウント管理を行っています。以前はOTWのTwitter、FanloreのTwitter、Tumblrのアカウント管理を行っていました。カーステンが初めて運営されているファン文化を発見したのは10代の頃で、以来振り返らずにこの道を歩んでいます。人生の様々な点でファン文化は友人や教師として彼女を支え、最終的に彼女がアメリカ合衆国の政治活動にキャリアを見出すきっかけでもありました。彼女は様々なジャンルを飛び回っていますが、『ソーシャル・ネットワーク』ジャンルにて多くの作品を執筆しました。彼女のお気に入りの小説は日常をテーマにしたものです。仕事を終えた深夜になってから、20万単語以上の作品のページを複数開くことも確実にあります。

理事以外のスタッフ

ユエチャン・ルオ(会計)

名誉理事

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